「工場勤務 メリットデメリット」で調べている人は、良い面と悪い面を両方知った上で、冷静に判断したいんだと思います。
以前、メリットだけに絞った記事を書いたことがあるのですが、今回はデメリットもセットで、項目ごとに比較する形でまとめてみます。
食品メーカーと化学メーカー、合計10年の現場経験から、体力・収入・人間関係・キャリアの4つの軸で正直に書いていきます。
体力面のメリット・デメリット

体を動かす仕事だからこそ、良い面も悪い面もはっきり出やすいのがこの軸です。
メリット:体を動かすことで気持ちが切り替わる
デスクワークと違って、体を動かしながら働けるのは工場勤務らしい良さです。頭で考え込みすぎる前に、手や体が先に動いてくれる感覚があります。
食品メーカーでライン監督をしていた頃は、動き回っている間は余計なことを考えずに済んでいました。
デメリット:歳を重ねるほど負担が増していく
ただ、この体力頼みの働き方は、年齢とともに厳しくなっていきます。20代の頃は平気だった立ち仕事も、30代に近づくと疲労の抜け方が明らかに違ってきます。
夜勤明けに立ちくらみを起こしたこともあり、体力に自信があるうちしか通用しない働き方だと痛感しました。
収入面のメリット・デメリット

お金の話は、工場勤務を選ぶかどうかを左右する大きな要素だと思います。
メリット:未経験からでも一定の収入が得やすい
特別なスキルがなくても、研修を受ければ一定の収入を得られる仕事に就ける。これは工場勤務のわかりやすい強みです。
危険物取扱者などの資格手当がつくことで、収入を底上げできる仕組みがあるのもありがたいところでした。
デメリット:年収の天井が低い
一方で、ライン作業員という立場のまま年収が大きく伸びることはほとんどありません。管理職に上がって初めて数字が動き始めるのが実情です。
食品メーカーでは工場長クラスまで最短でも15年、化学メーカーでも班長になるまで10年以上かかるのが普通でした。
人間関係面のメリット・デメリット

職種によって差は大きいものの、僕が実際に感じた両面を書いておきます。
メリット:学歴や経歴で評価が左右されにくい
工場の現場は、目の前の作業をきちんとこなせるかどうかがすべてです。学歴や前職の華やかさより、真面目にやっているかどうかで信頼が決まっていきます。
この対等さは、僕にとって居心地の良い部分でした。
デメリット:合わない人からも逃げ場がない
同じ現場に長時間いるぶん、苦手な人がいても距離を取りにくいのが工場勤務のつらいところです。
キャリア面のメリット・デメリット

長い目で見たときの働き方として、キャリアの面もしっかり見ておきたいポイントです。
メリット:資格を取ることで手に職がつく
危険物取扱者や有機溶剤作業主任者のように、業界をまたいで通用する国家資格を取得できるのは大きな利点です。
会社が費用を負担してくれるケースも多く、在職中に取り切っておく価値は十分にあります。
デメリット:スキルがその工場専用になりやすい
資格以外の作業スキルは、その工場でしか通用しないことが多いです。特定の機械の操作方法や、その会社固有の手順は、転職先ではリセットされてしまいます。
10年やって履歴書に書けるものが意外と少なかった、というのが正直な実感でした。
結局、メリットとデメリットどちらが大きいのか
ここまで4つの軸で比較してきましたが、どちらが大きいかは、正直なところ人によって違うとしか言えません。
※ 自分にとってどちらが大きいか、実際の求人を見ながら考えたい方は、工場求人テックで自分に合う工場を探してみる
体力面のデメリットは若いうちは気にならなくても、後になって効いてきます。収入面のデメリットも、家族が増えるタイミングなどで急に重く感じるようになるものです。
大事なのは、今の自分だけでなく、5年後・10年後の自分にとってもメリットの方が大きいかどうかを考えてみることだと思います。判断材料として、実際にどんな条件の工場があるのか見比べてみるのもおすすめです。工場求人テックで自分に合う工場を探してみる。
メリットの多い工場、探してみませんか
工場求人テックで求人を見てみるメリットもデメリットも、どちらも本物です。自分がどちらをより重く受け止めるタイプなのか、一度整理してから判断してみてください。

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