これまで工場勤務の「きつさ」ばかり書いてきた気がするので、今回は素直にメリットの話をしてみようと思います。
美化するつもりはありませんが、10年やってきたからこそ言える、実感のこもった良さもたしかにありました。
未経験からでも始めやすい
まず入り口のハードルの低さは、工場勤務の分かりやすい強みだと思います。
資格や学歴を問われにくい仕事だった
食品メーカーに入ったとき、僕は特別な資格も専門知識も持っていませんでした。それでも採用されて、現場で少しずつ仕事を覚えていく形で問題なくやっていけたんです。

学歴や職歴で門前払いされる場面が少ないのは、工場勤務ならではの間口の広さだと感じます。
覚えることは最初の数ヶ月がピーク
作業手順自体は、慣れてしまえば体が勝手に動くようになります。きついのは最初の数ヶ月で、そこを乗り越えれば、覚える負担そのものはぐっと減っていきました。
生活リズムを整えやすい働き方もある
工場と一口に言っても勤務形態はさまざまですが、僕が化学メーカーで経験した働き方には、はっきりとしたメリットがありました。
化学メーカー時代は日勤・土日祝休みで安定した
化学メーカーでオペレーターをしていた頃は、日勤のみで土日祝が休みという勤務形態でした。生活リズムが毎日ほぼ同じになるので、体調管理がしやすく、休みの予定も立てやすかったです。
夜勤や交代制のある職場と比べると、この安定感はかなり大きな違いだったと感じています。
副業を始められたのはこの環境のおかげ
実際、僕が副業を始められたのも、この規則正しい働き方があったからでした。毎日の終業時間が読めて、休日も確実に確保できる環境でなければ、平日の夜や休日にコツコツ作業を続けることは難しかったはずです。

将来のための行動を起こせる余力があったのは、間違いなくこの働き方のおかげでした。
人間関係の煩わしさが少ない場面もある
職場の人間関係については、僕自身も苦労した経験を別の記事で書きましたが、それとは別の側面もあったので触れておきます。
個人作業中心なら余計な気疲れが減る
化学メーカーの現場は個人で担当する工程が多く、常に誰かと歩調を合わせる必要がある仕事ではありませんでした。
黙々と自分のペースで作業を進められる時間が長いので、対人関係で消耗する場面は、営業職や接客業などに比べるとかなり少なかったと思います。
とはいえ職場によって差が大きい
ただし、これは僕がいた現場がそうだっただけで、工場ならどこでも人間関係が楽というわけではありません。食品メーカー時代はライン監督としてチームをまとめる立場だったので、また違った種類の気疲れがありました。

この点は職種や配属先によって大きく変わる部分だと思います。
それでもメリットだけでは語れない理由
ここまで良い面を中心に書いてきましたが、最後に少しだけ正直な話もしておきます。
メリットが自分に合うかは向き不向き次第
未経験でも始めやすいことも、生活リズムが安定することも、僕にとっては確かにメリットでした。ただ、それと同じ環境にいても、単調な作業がどうしても苦痛に感じる人がいるのも事実です。
メリットとして挙げたことが、そのまま自分にも当てはまるかどうかは、実際に試してみないと分からない部分もあります。
迷っているなら他の工場も見てみる価値はある
同じ「工場勤務」でも、勤務形態や職場の雰囲気は会社によってまったく違います。今の職場のメリットに納得しきれていないなら、他の工場の条件を見てみるだけでも、判断材料が増えるはずです。
今の職場が全てじゃない
今のメリットに納得できていても、他の工場の条件を知っておくと視野が広がります。
工場求人テックで自分に合う工場を探してみる
工場勤務にはきつい面もありますが、それだけで語り尽くせるものでもないと、今回改めて感じました。

良い面も悪い面も知ったうえで、自分に合うかどうかを判断してもらえたらと思います。

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