左利きを矯正すべきもの(事)は『ハサミ』と『字』!直す必要がないものは?

左利きは矯正すべき?直した方が良いものは『ハサミ』と『字』!直す必要がないものは?

子供が左利きなんだけど、小さいうちに右手に矯正すべきかな?

「矯正した方がいいの?」「無理に直すのはかわいそう?」と迷う声は少なくありません。

左利きとして生まれた私からしたら、直す必要は無いと思っています

しかし、左利きは必ず生活する上で不便を感じることはあります。

今回は、「直した方が良いこと」と「直さなくて良いこと」を私の実体験から紹介します!

目次

矯正すべきは『字』と『ハサミ』

私が矯正すべきだと感じるものは『筆記用具』と『ハサミ』です。

道具類は基本的には右手で使用するようにできています。

右手での操作ができると周囲と同じペースで動けて、本人もストレスが少なく済むことがあります。

最低でもこの2つは直した方がいいかも!

字を書くときは右手に持ち変えるべき!

左手で文字を書くのにはデメリットしかない

私は左手で字を書く人に字が綺麗な人は見たことがありません

そもそも文字は右利きの人が書く前提に決められています。

左手で文字を書く場合は文字が手で隠れてしまったり、インクが擦れてしまったりするため不便です。

字が汚いことは致命的な欠点ではありませんが、連絡で誤解やミスを招いてしまったり、就職の場でも履歴書で不利に働いてしまうことはあります。

なので、鉛筆やペンは早いうちに右手に矯正すべきです。

私は習字に通って矯正しました!

ハサミは左手では切れない構造になっている!

ハサミは右手で使う構造になっているため、左手で使用しても上手く切れない

多くの道具は右利き向けに作られています。

特に幼稚園や小学生では工作の時間にハサミを使う機会も多いので、利き手がまだ柔軟な子ども時代なら矯正が可能です。

また、左利き専用のハサミも販売されていますが、都合よくハサミを使用するタイミングは少ないため、矯正する方がコスパは良いと考えられます。

ハサミ以外にも包丁やカッターなどの刃物類は安全面を考えて、矯正すべきという考えもあります。

私は中学生の頃に気合いで直しました。笑

左利きの「矯正」って必要なの?

左利きの矯正は必ずしもやるべきとは言えません。

無理矢理、矯正すべきではない理由を紹介します!

昔と今で変わる利き手の考え方

かつて日本では「左利き=直すべきもの」と考えられていました。

特に書道や食事の場面では「右手を使わないと失礼」とされる風潮が強く、無理に矯正されることも少なくありませんでした。

怒られていた人も多いのではないでしょうか?

しかし、現代では多様性が重視され、「利き手はその人の個性」と受け入れる考え方が広まっています。

とはいえ、日常生活の中には右利き前提の仕組みがまだ多く残っているのも事実です。

矯正が与える心理的・身体的な影響

無理に利き手を変えると、思うように体が動かせずストレスを感じることがあります。

特に子どもは自己肯定感が下がったり、集中力の低下、場合によっては吃音(きつおん)などの症状が出るケースもあります。

身体的には手や肩に余計な力が入りやすくなり、疲れやすくなることも。

つまり、矯正にはリスクがあるということを理解しておくことが大切です。

左利きを無理に直さなくていいものは?

左利きで直さないほうがいい場合もあります。

個性や創造性が活きる場面

絵を描いたり、楽器を演奏したり、デザイン系の仕事など、創造性が求められる分野では左利きが活かせる場面も多いです。

特に右脳が活発に働くとされる左利きの人は、発想力や直感力に優れていると言われることも。

ほとんどのスポーツは左利きが有利とされています

こうした場面では矯正せず、むしろ左利きを活かした方が強みになります。

本人がストレスを感じるなら無理はNG

一番大切なのは、本人の気持ちです。

矯正によってストレスを感じたり、自信を失ってしまうようなら、それは本末転倒です。

矯正は「楽になる」ための手段であり、「正しさ」を押しつけるものではありません。

まとめ:矯正するかどうかは“目的と気持ち次第”

左利きは直すべきかどうかは一概には言えません。

大事なのは「その矯正が本人にとってプラスになるかどうか」です。

無理に直すのではなく、左利きという個性を活かしつつ、必要な場面で右手も使えるようになるスタンスが大事です。

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